【1限目】
乳酸菌
乳酸菌とは「乳糖やブドウ糖などを栄養源にして増殖し、乳酸をつくる細菌」の総称です。代表的なものに「乳酸桿菌」や「乳酸球菌」「ビフィズス菌」があり、乳酸と酢酸を両方つくる「ビフィズス菌」が広い意味では乳酸菌に含まれます。それぞれかたちやはたらきに違いがありますが、カラダにとって良いものであるのは同じ。その主なはたらきは、酸をつくることによって腸内を酸性にし、有害菌がすみにくい環境にすることです。
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【2限目】
ビフィズス菌は
大腸のミカタ
広い意味で乳酸菌の仲間とされる「ビフィズス菌」。厳密には「乳酸桿菌」や「乳酸球菌」とは異なる種類に分類され、「主に大腸にすんでいる」「乳酸以外に酢酸をつくる」「酸素を嫌う」といった特徴があげられます。ちなみに「ビフィズス」という名前は、菌のかたちがV状やY状をしていることから、ラテン語で「分岐」を意味する「ビフィッド(bifid)」に由来しているんですよ。
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【3限目】
強いぞ!
ヤクルトの菌!
一般的な乳酸菌は、食品などで外から摂っても、胃液や胆汁により死んでしまい、まで到達しません。ヤクルト独自の「乳酸菌 シロタ株」や「ビフィズス菌 BY株」は、強化培養によって鍛えられた菌のため、胃液や胆汁に負けることなく、生きたまま腸内に到達します。良い菌を増やし、悪い菌を減らすことで、腸内環境を改善。有害物質の発生も抑え、おなかの調子を整えるのです。